RubyのObject

2020-12-16 hit count image

RubyのObjectに関する概念を確認して関連する内容を共有します。

概要

Rubyでデータの基本単位をObjectと言います。例えば、Arrayとか変数もObjectに該当します。このブログポストではRubyのObjectに関して内容を共有します。

ClassとObject

ClassはObjectの性質と機能などの設計図と同じことで、ClassからObjectを生成することができます。

Object中でデータの種類による保存先があるので、Objectに値を保存することができます。

下記はRubyで使える主なObjectです。

Object説明クラス名
数値Object数値を表す。Numericなど
文字列Object文字列を表す。String
正規表現Object文字列マッチングのためのパタンを表す。Regexp
時間Object時間を表す。Time
ファイルObjectファイルのRead/Writeを実行するために使う。File
ハッシュObjectハッシューを表す。Hash
配列Object配列を表す。Array

Objectのメソッド

Objectには値を保存すること意外にも値を操作するためのメソッドを持ってることができます。

下記はClassとObjectによるメソッドの種類を表しています。

メソッドの種類説明
インスタンスメソッドObjectを使ってメソッドを呼び出す。“1234”.split()
ClassメソッドClassを使ってメソッドを呼び出す。File.delete
関数的メソッド普通のメソッド。print(3)

数値変換メソッド

下記はRubyで数値を変換するためのメソッドです。

  • Integer
puts -3.14.to_i
# -3
puts 3.14.to_i
# 3
  • Float
puts -3.to_f
# -3.0
  • Round: 素数点以下を丸する
puts -3.1.round
# -3
puts 2.8.round
# 3
  • 文字列を数字に変換
# string to float
puts "123.23".to_f
# 123.23
# string to int
puts "123.23".to_i
# 123

範囲Objectのメソッド

Rubyでは下記のように範囲Objectを使うことができます。

for i in a..b
...
end

または下記のように範囲Classを使って範囲を作ることができます。

Range.new(a, b)

このように生成された範囲Objectでは下記のようなメソッドを使うことができます。

puts (1..5).begin
# 1
puts (1..5).first
# 1
puts (1..5).end
# 5
puts (1..5).last
# 5

下記のように範囲を配列で保存することができます。

p (1..5).to_a
# [1, 2, 3, 4, 5]
p ("a".."d").to_a
# ["a", "b", "c", "d"]

ただし、昇順で宣言された範囲だけ配列に変換することができます。

p (-1..-5).to_a
# []

完了

これでRubyのObjectに関する概念を見て、関連内容もみました。Rubyでは基本的変数と配列などもObjectなのでいつもObjectを考えてプログラミングをすることがいいと思います。

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